田七人参とは中国原産の人参の一種で、セリ目ウコギ科の植物です。雲南省や広西省など中国南部の海抜1200m?2000mの山間部にしか生息せず、植えてから収穫されるまでに3年から長いものだと7年の歳月を要するため、高い薬効と共にその希少さから珍重される薬草です。人参と呼ばれますが外見は生姜に似て、紡錘状のごつごつとした形をしています。その生育年数から三七(さんしち)人参とも呼ばれます。中国では古くから漢方薬として毎日の健康に愛用され、日本ではまだなじみが薄いものの中国や東南アジアを中心に田七人参を主薬とした薬が多く存在します。現在中国では医薬品に指定されています。主成分はカルシウム・サポニン・鉄分・有機ゲルマニウム・フラボノイドなどです。止血作用と血液循環の改善作用という一見すると反対の性質を併せ持っている薬草です。
