上薬とは 1
「田七人参は副作用がない」というのは田七人参を販売しているメーカーや小売店が頻繁に口にする言葉です。自然由来のものだから安全だということではありません。自然毒も確かに存在するからです。ではなぜ「田七人参は副作用がない」と言われるのでしょう。田七人参は漢方の考え方では「上薬」と呼ばれる分類に入ります。漢方には「上薬」「中薬」「下薬」という3つの区分があります。この区分はどの薬が上等かを決めるものではなく、その性質によるものです。上薬は「無毒で、長く飲んでも副作用がない穏やかな作用の薬。身体のバランスを保つのが目的で、健康な人も服用できる。病気の予防や養命に有効」という性質の薬です。強い即効性はないが副作用が起こりにくく、病気の治療より病気を予防するために服用するのに向いている、ということです。霊芝やクコなどがこれに含まれます。
